2024/09/03 updated
位置:4°35’52.7″N 101°05’15.7″E
日本を出国する直前に区の眼科健診で緑内障の兆候があると言われ、定期的に検査を受けるように勧められました。基本的に半年に1度は一時帰国するつもりなので、その時には東京の眼科医で検査を受けます。そこで、一時帰国と次の一時帰国の間に眼底の状態だけ見てもらおうと眼科医を探して受診して見ました。
イポーにはいくつもの眼科専門クリニックがあります。その中の一つです。特に緑内障の検査と治療に力を入れていそうなクリニックを各クリニックのウエッブサイトから探して、かつレーシックやコンタクトレンズがメインになっていなさそうなところを選びました。
最終的にChew Eye Specialist & Surgely とこのLee Eye Centre が残りました。前者の創始者のドクターはマレーシアの大学を出てグラスゴーでフェローを経験し、マレーシアに戻っています。一方でLee Eye Centre で今回診ていただいたDr. Lee Mun Wai は英国マンチェスター大学を卒業して英国、シンガポール、オーストラリアなど海外で眼科医としての経験を積んでいます。
また、ウエッブサイトの記述を見ると前者の方がレーシックの宣伝にに重きを置いているように見えました。
気になる料金は、眼底の診察だけならRM70程との事です。今回は75でした。視野検査は両眼で100程度、OCT検査は両眼で220とのことです。一通りの緑内障検査と診断でRM400程度と説明を受けました。
今回は眼底を目視で診察してもらい以前受けた網膜剥離の治療跡と緑内障の所見が無いことを確認してもらうだけです。年2回の一時帰国時にかかりつけの眼科医に診てもらうので、眼底の撮影はしません。(2019 3月)
コロナのおかげで日本に帰ることが出来ませんでした。そこで、2回目の検査に行きました。同じ診察内容でRM70でした。(2020年10月)
その後も毎年定期的に網膜の検査をしています。
診察の流れ:
ウエッブサイトで診察の希望や経緯を説明し、費用について質問をすると、すぐにメールで回答をもらえました。その場で予約をお願いし、すぐに確認のSMSが届きます。
アポの時間にクリニックに入り、入り口横のカウンターで受付します。
日本の眼科と同様に診察前に機械で眼圧などを測定し、先生の診察を待ちます。
まずは、普通に眼を診てもらいます。その後、瞳孔を開く目薬を入れて20分程待って再度診察室に呼ばれます。
そこで、じっくりと眼底の診察を受けました。問題無しとの結論で安心しました。
良く言われることですが、日本では初めて行った医者にこれこれの検査はしなくて良いと言っても、医者としては診断に必要な全部の検査をしないと責任が持てないので、必要と言うことで有無を言わさず検査されて金がかかります。一方、海外ではどのような検査をしてどんな治療を受けいくら払うかは患者が決めることです。ですので、今回のように、緑内障の確定診断は不要で眼底の様子だけ問題ないか見てくれ等と言う要望を初めての患者にも了解してくれます。