民泊で新型コロナウイルス感染拡大の不安

民泊 (マレーシアでは一般的にHome Stay と呼びますが、本来の旅行業界用語ではVacation Rentalです。) を利用して海外旅行をされる方も多いと思います。

通常ホテルに泊まって、タオルやシーツが交換されずに前の客が使ったものを洗わずにそのまま広げて置いてあるとは誰も想像しないと思います。

ところが民泊ではどうでしょうか?
ちゃんと交換されているでしょうか?
オーナーの良識次第といったところでしょうか。

マレーシアの我が家の隣は民泊をしています。管理組合の規定では民泊禁止ですが、無視しています。まずこの点でオーナーに良識が欠如している事が伺い知れます。民泊禁止なので専門業者は使えず、彼らファミリーで掃除やら洗濯?やらをやっています。

問題はその中身です。
何とバスタオルは客が帰って5分もすると外の物干しに干しています。毎回です。ベッドリネンを干しているところを見たことはありません。パッと見汚れていなければ、しわを伸ばしておしまいなのでしょう。まあ、今までなら「汚い!」で終わってしまう話でした。

客が帰った直後の物干しには何もかかっていない。
上の写真の5分後、客が帰った7分後には既にバスタオルが6枚干されている。時間を考えると、洗ったのではなく、単に太陽に当ててパリっとさせているだけ。

ところが、今はそんな事は言っていられません!
中国人観光客が使った後のバスタオルで顔を拭くことを想像してみてください。
全ての民泊がそうだとは言えませんが、少なくとも Vacation Rental (家1 軒丸ごと貸出) は、Home Stay (オーナーの居る家の1室を借りる形式) よりリスクが高いと言わざるを得ません。

海外、特に中国人観光客の多い国では民泊や最廉価型のホテルでの宿泊は控えたほうが良いと思います。