乗ってはいけない高速バス会社

マレーシアには、乗ってはいけない高速バスの会社が2つあります。どちらも最大手の会社です。
ただし、ミステリーツアーがお好きな方はお試しください。

1社目:Plusliner
2019年9月17日にKLのTBSからIpoh Amanjaya まで乗りました。
14時発で通常なら2時間半くらいでAmanjayaに着くはずが、高速道路をやけにノロノロ走ります。そのうえイポー手前のガソリンスタンドに止まって動きません。ただのトイレ休憩にしては長すぎます。30分以上経った頃、横に同じPlusliner のバスが横づけされました。同じAmanjaya行きのバスです。そして、そのバスの乗客が全員降ろされてこちらのバスに乗って来ます。
おかげで、1時間近く長く乗ることになってしまいました。
その上、もう一方のバスの客にしてみれば、目的地手前でバス会社の都合で乗り換えさせられる事になってしまいました。Transnational (下記2社目) と同じです。
絶対に乗りたくないバスです。

2社目:Transnational
予定外のミステリーツアーでした。
2013年8月28日 10時30分KL発のペナン行きバスに乗るため、20分前にはバスステーションで指定のプラットホームへ。しかし10時30分になってもバスがいない。バス会社の人に聞くと”11 o’clock, Delay!!”の一言。
11時になると、そこに止まっていた別の場所行きのバスに乗って、他の場所で乗り換えるとのこと。バス会社の人がいう英語?がよくわからず、横にいたやっぱりペナンに行くというインド人のおばさんが説明してくれたので納得。スーツケースを荷物室に自分でいれて乗車。ところが、30分も走ると、ここがどこだか全くわからないスタジアム横のバスターミナルに到着。ペナン行きの客は下ろされます。
ここでペナン行きのバスが来るはずなのに待てど暮らせどバスが来ません。結局12時過ぎにTaiping行きのバスに乗れとのこと。また別の場所でペナン行きのバスに乗り換えるということだそうです。その上、バスに乗って出発を待っていると、係員がペナン行きの乗客からチケットを集めます。海外でよくあることですが、そうやってチケットを渡しちゃうと後は無賃乗車扱いで、目的地でもう一度払わされたりするとか....。(心配)
やっとバスが発車して延々と北上します。(これはOKです)2時間ぐらい走ったらやっとトイレ休憩。たぶん運転手は御祈りがしたかったのか。でっかいお祈り場所のあるサービスエリアでした。
走りに走って、15時ごろ、Taipingのインターチェンジで降ろされます。するとそこに別のバスが。今度こそ、ペナン行きか?そうだということで、乗り換えます。(3台目)インド人のおばさんとHopefully!と言って笑いました。(やっと乗客に笑顔が...)
17時15分ごろやっとのことでペナンのバスターミナルへ到着。切符を出せともいわれず、無事降車しました。10時30分から5時間なら15時30分のはずですが、2時間長くかかってしまいました。AirAsiaでKLIAから飛行機なら今頃ホテルでシャワーを浴びていたかも。Pluslinerと同じで2度と乗りたくないバス会社ですね。
後日談があって、中華系の友人に事の顛末を話したら、「Transnational?マレー人がやってるバスだよ!あんた!そんなのに乗ったらいつ着くかわかんないよ!」

【追伸】
後日調べてみたらTransnationalもPluslinerも同じKTBという会社の系列、つまり同じ穴のムジナでした。Citylinkと言う会社も同じです。くわばらくわばら。

【オススメのバス会社】
● YOYO BUS
KLIAとイポーの間なら絶対にYoYo バスです。
チケットに印刷されている席に確実に座れます。KLIA便でも他のバス会社だと自分のチケットの席に他の人が座っている事が多々ある。
● Sri Maju
ご近所さんに勧められました。